2024年5月19日、11回目となる「やりたいことなんでもワークショップ」を開催しました。
今回は参加者が2名と少ない回でしたが、ボランティアに来てくださった方や、参加者のおうちの方が自分のやりたいことを持ってきて子供達と一緒の時間を過ごしてくださいました。
参加した子たちが、大人の取り組みの様子を見にきたり、大人同士の交流が多く生まれた回でした。
ボランティアの方々には、子どもたちの良さを見つけていただき、表彰状用の言葉にしていただきました。毎回ここがスタッフ、ボランティアの思案のしどころです。
今回も大学生ボランティアから表彰状をて渡していただきました。
おしゃべりが絶えない、比較的賑やかな時間でしたが、集中して取り組むことができたのではないかな、と感じています。理由は2点です。
- 大人も子どもも、それぞれ取り組むことがあり、同じことをしていないので、自分のペースでとりくめる心理的環境が整っていた。
- 自分のやりたいことを取り組み、かつ、その取り組みが会場のみんなが認めていた(否定していなかった)。
イベント終了後、ボランティアの皆さんと話し合った振り返りの時間では、次のようなお話をいただきました。
- 子どもに対しての接し方が難しかった。どのような接し方が良かったか考えていた。
- いろいろ話しかけた。ゲームを一緒にやったのが良かった。
- 初めて参加して、好きなことをやっていただけだったが、子供達とどう接したらいいかを考えた。一緒に楽しめば良かったのかなと思った。
- 大人が多くて、リラックスでき、楽しく過ごせた。
ボランティアとして参加いただき、自分のやりたいことを取り組んでいる。
そんな大人の姿を見て、「自分もやっていいんだ」という安心感が生まれるので、子どもに話しかけなくても子どもたちには良い影響を与えていると思っています。もっと言えば、大人も「そのままでいいんだよ」と認められている環境が作ることができ、よかったとも思っています。
初めて参加したボランティアの方は、一人で黙々とゲームをするお子さんに「ゲームのやり方を教えて」と話しかけ、一緒に遊んでいました。振り返りでは「あれでよかったのか」と考えていらっしゃいましたが、最高の関わり方だったとわたしは感じました。
- 自分の好きなことに興味を持ってくれた大人がいるということ
- 教えることで、人の役に立てたという経験を得られる
- 一緒に活動することで、自分の取り組みを同じ目線で見てくれる存在がいるという安心感
今回のワークショップでたくさんのプレゼントを挙げられたのではないかと考えたからです。
今回のように、子どもと一緒の活動をしてくださる大人、自分のことを集中して取り組む大人がもっとたくさんいるワークショップに、今後もなってほしいと思いました。
次回【第12弾】は7月7日(日)に開催予定です。
申し込み(参加者、ボランティアともに)は、下記ページよりお願いいたします。