【2024.5.19】やりたいこと何でもワークショップ【第11弾】

【イベント好調!】第3弾!やりたいこと何でもワークショップ【次回予告あり!】

お知らせ

NPO法人ちもり、けいです。

2023年7月9日(日)に行われた「夢中になってやりきろう!やりたいこと何でもワークショップ」のご報告です。

第3回となる今回は、申込者が多かったので、佐野市植下町公民館をお借りしての開催となりました。

第1回、第2回の様子はこちら↓

当日の様子


今回は、16名のお子さん、保護者数名、大学生ボランティア4名で開催しました。前回の参加者も多く参加いただけましたし、足利や栃木、小山からの参加もありました。

開会のさっそくそれぞれの決めた活動を始めました。

絵を描く、ゲームをするが活動としては多かったように思います。大学生の方に見守られ、時にはアドバイスをもらいながら、夢中になって取り組んでいました。


今回特に印象に残ったことは、子どもたち同士の関わりです。

自分のやりたいことだけに集中しているお子さん以外に、他のお子さんのやっていることに興味を示して一緒にやってみたり、初めてあった人同士でゲームを楽しんだり、といった姿が見られました。

居場所=居心地がいい場所、なのですが、その場所が居心地良くなるための要件の一つに、「ゆるいつながり」というものがあります。

家族、学校、職場のような、責任の重さがあったり、活動時間や活動内容に制限があったりする「強いつながり」のある場と違い、「なんでもワークショップ」でたまたま出会った子と、共通の話題や共通の体験を通して、互いが気持ちよく過ごす。

たぶん、互いの名前を知らない、年齢を知らない、どこから来たのかも知らない。けれど、同じ経験を通して、それぞれが居心地の良さを感じている。

そんな「ゆるいつながり」が生まれていたと感じました。


保護者の方も、自分のやりたいことを持ち込んで、取り組んでいました。

大人の方がお子さんのやっていることを一緒に楽しんだり、自分のやりたいことを熱心に取り組んでいる姿をお子さんが見て、

「大人も楽しんでいるんだ、楽しんでいいんだ!」
「やっぱりここでは、自分のやりたいことをやっていいんだ!」
と感じ、お子さんが自分の好きなことに没頭できる。

大人の姿がワークショップの雰囲気づくりになっていると感じました。


ワークショップの終わりには、一人ひとりに表彰状を手渡しました。

大学生は、それぞれが見つけた良さをLINEグループで情報共有して、お子さん全員のよさを見つけられるようにしました。

また、このワークショップ後の生活にも活かせるような良さを見つける、という視点で行動していただきました。

例えば、絵を描いているお子さんを見守って「絵がきれい」というよさを見取るよりは、「絵に取り組む集中力が高い」「試行錯誤して色を選んでいる」という見取りの方が、「自分には集中力があるんだ」「いろいろ試すのがいいんだ」と感じて、別の活動にも活かせると思います。

そのような見取りを心がけていただきました。もちろん、参加したお子さん全員に今後に活かせる言葉を返せたわけではありませんが、その難しさが、大学生ボランティアさんにとっても学びになったのではないかと思っています。


感想、反省

参加者アンケートより

  • 個人が好きなことをやるのはとても良かったです。しかしコミュニケーションを取るために皆んなで一つの作品を作り上げたらもっと有意義な時間が持てたような気がします。(大人の参加者)
  • 色々な年齢の子供たちが一緒に遊ぶと言う事が今までなく、新たな発見がありました。
    特にゲームは他の子への悪影響とみなされてしまいがちで、家以外の場所では出来ない事がほとんどでした。息子の好きなゲームを否定する感じにいつもなってしまっていたのですが、今回は全くそうではなく、むしろゲームしましょうのノリすら感じられ、私たち家族は感謝の気持ちでいっぱいでした。
    中々外出しない息子がワクワクした気持ちで、また、家族で外出出来た事が何よりも新鮮で嬉しかったです。
    最後に頂いた賞状は唯一無二の物で感動しました。
    このような機会がありましたらお知らせ頂けると嬉しいです。(参加者のお母さん)
  • 前回、前々回に引き続き3回目の参加させて頂きました。
    いつもとは違い、会場が広く畳ということで、いつもとは、違う遊びなどが出来ました。
    自宅では狭く、場所が限られ、バランスボールやダンスが自由にできないことが多かったので、広い場所で大好きなバランスボールやダンスができたことがよかったです。
    楽しかったです。また参加させて頂きたいです。(参加者のお母さん)
  • 自分で描いた絵に自信が持てない時に褒めてもらえると、自信が持てて嬉しかったです。
  • 今回のイベントで賞状作成等の今までにやったことがないことができて、良い経験になったと思いました。(大学生ボランティア)

主催者の反省会から

【反省】
地域(植下町周辺)の方の参加率が低かった。
フリースクール、プログラミング教室の関係者がほとんどだった。

【改善】
 チラシを地域の回覧板に載せてもらう(町内役員会で検討していただけることになりました)
 市役所の関係部署に、イベントの話をして、協力を仰ぐ、相談に乗ってもらう

【リピーターへの対応について】
前回と同じ評価ではなく、前回と比較してどう変化したかを見取ることができれば、当人が、「自分をみてもらえている」と感じてもらえる。
前回にはみられなかった良さ、前回の良さがどう変化(発展)したかを見取るようにしたい。

【会場について】
植下町公民館は、非常に良かったので、今後も会場として使っていきたい。

【次回以降について】
会場使用料、保険代、表彰状の印刷等でかかる費用を補填するため、
次回以降の参加料を300円に

第4弾開催決定!

第4弾を行います!

日時:2023年8月27日(日) 13:00-16:00

会場:植下町公民館

イベント詳細、申し込みは以下をご覧ください。

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