NPOちもり、けいです。
2024年1月14日に、「やりたいこと何でもワークショップ」第8弾を開催しました!
様子をお知らせいたします。
イベント開始前
天気は快晴。前日から寒気が入り込んで、当日朝は雪がうっすら積もっていました。
そんな寒い中、今回は8人のお子さんと2名のボランティアさんでワークショップが開催されました。
イベントの様子
簡単な説明の後、それぞれが自分のやりたいことに取り組み始めました。
ボランティアさんが近くに行って、話を聞いたり一緒にゲームをしたりしていました。
ゲームな得意なAさんは、ゲームのキャラクターについて、ボランティアさんに説明しながらゲームの対戦をしています。知っていることをどんどん話していてる姿は、自信にあふれています。そんな姿を引き出したボランティアさんも素晴らしいと思いました。
兄妹でいつも参加してくださっているTさんとSさん。
はじめは自分のやりたいことに手中して取り組んでいました。途中でボランティアさんと話しているうちに、共通の話題で盛り上がり、こちらも自分の推しキャラなどについて楽しそうに話していました。
その横でお母さんはアクセサリー作り。自分のやりたいことにじっくり取り組めるからと、道具を持ってきて作っていました。大人にとっても集中できる環境というのは大切なんだと思いました。
毎回参加のSさんは、最近お気に入りのカードゲーム「ワードスナイパー」を、ボランティアさんと一緒に遊んでいます。お題と頭文字が示されると、条件に合った言葉を懸命に考えて答えます。想像力と語彙力、発想力が鍛えられるカードゲームで、大学生ボランティアさんと一緒に楽しんでいました。
すると、今回初めての参加で、何をしようか迷っていたYさんがやってきて、一緒にゲームを楽しみ始めました。
自分のやりたいことがなくても、教室の中のカードゲームやボードゲーム、お絵描きセットや折り紙などを使ってとりあえず何かやってみる、ということができるのが、このワークしょっっぷの良いところの一つです。
一緒に同じ遊びができたことで、Yさんも楽しく過ごせたようでした。
イベントの終わりに
ボランティアさんはお子さんと活動を共にしながら、お子さん一人一人の良さを見つけて、文章化します。イベントの終わりに表彰状として贈りました。
振り返り(子どもたちの変容)
初めて参加したお子さんはたいてい、緊張した面持ちでやってきますが、時間が経つうちに、好きなことに熱中するのが素敵だと、毎回感じます。
また、連続で何度も来ている子も、くるたびに新しい姿を見ることができて、とても嬉しく感じます。例えば、今回は、
- 好きなゲームを持ってきて、何となくやっている
↓
たまたまお絵描きしたらすごく褒められて、その次の回から絵を描き続けている - 自分のやりたいことに熱心に取り組む時間も作るが、他の子が何をしているかも気にし出している。周りへ気持ちが向くようになった
- 今まで一緒に参加したご家族の方以外の人と話したことがなかったが、ボランティアさんからの声かけで少しお話ができた
といった、続けて参加したからこそ生まれた新たしい姿が見られました。
また、お子さんと一緒にいてくださるご家族の方も、色々と指示することなく、お子さんがやりたいようにさせて静かに見守っているところも、とても素敵だと感じました。
振り返り(運営面)
今回は、地域に住むお子さんが数人参加してくださいました。
地域に根ざした活動をしたいと思っていたので、これはとても嬉しいことでした。
一人で取り組む人を尊重しつつ、その場にいる人と交流できたのもよかったです。
課題は、お子さんの人数に対するボランティアさんの数が少なかったことです。
ボランティアをしてくださる方をもっと広い方面に声がけしていこうと思います。
第9回の申し込み開始!
今後も月に一回のペースで開催します!
【第9弾】2024年2月18日(日) 13:00-16:00
会場:植下町公民館
【第10弾】2024年3月17日(日) 13:00-16:00
イベント詳細、申し込みは以下をご覧ください。
(申し込みは第8弾のみとなります)